セブ島の田舎町で「スマホの誕生は世界を変えた」を実感した瞬間。
スマホの誕生は、世界の人々の生活を革新的に変えたことは言うまでもないですが、セブ島の田舎町でそれを強く実感した出来事があったのでお話ししたいと思います。
スマートファンの出現により、私達の生活は大きく変わりました。
歩きスマホ等の依存性の問題はありますが、確実に便利になってきています。
僕は東京生まれ東京育ちです。都市部に住んでいると、もともとテクノロジーに囲まれて生活しているため、すんなりスマホの存在は生活に溶け込んでたように感じます。一般的な生活をしていると、大きな変化と認識している人は実際そんなに多くはないのではないでしょうか?実際に僕もそうです。
そして以前、セブ島のある田舎町を訪れました。端っこにある本当に田舎町です。ビルのような高層建築は一切ありません。窓ガラスもなく、完全に外気と遮断されていないような住居が集まるエリアです。イメージとしては本当にこんな感じ。
そして、そこで驚きました。
小さい子供達がスマホやタブレットを手にしてゲームをしているのです!
勝手なイメージで言うと、こういう家に住んでいる人達は携帯電話なんか持ってなくて、文明から離れて生活しているという偏見がありました。しかし、IPhone等の高級スマホは無理だとしても、フィリピンでは最低価格3000円くらいからスマホが気軽に買えてしまいます。そしてそれを家族皆で使って遊んでいるのです。
ゲームというと、テレビがあって本体・ケーブル・カセットがあって初めてプレイ出来るものでした。本体数万円・カセット数千円と、コスト的にはなかなかです。しかし、スマホの誕生により、本体さえあれば、ほぼ無限大にあるゲームを無料でダウンロードしてプレイすることが出来るのです。
今まで考えた事もなかったけど、これってめちゃくちゃ凄い事ではないでしょうか。
さらに、パズルとかレゴブロックとかって僕大好きなんですけど、けっこう値段が高いですよね。これもアプリであれば無料でいくらでもダウンロード出来ます。
こういったゲームが、フィリピンの田舎町で日本の都市部と同じようにプレイされていることに驚きました。インターネット環境さえあれば、その国の場所や紙幣の価値に関わらず、誰もが平等に利用出来るサービスです。
そしてこれ凄くいいことだと思います。僕はゲーム推奨派の人間です。笑
信長の野望をプレイしていた人は歴史の成績が高い、という話がありますが、パズルとかやるのは頭の体操として良いことですし、小さい頃からこういったゲームに気軽に触れる事が出来るのはいいことです。
インターネットとスマホの出現により世界がフラットになって来ていると感じました。タブレットがあれば、本屋とか図書館が町に無くても、キンドルで世界中の本を読むことが出来るでしょう(値段の課題は残りますが)。
さらに僕がスマートファンで一番革新的だと思うところは、それがあくまでプラットフォームであり、その一台で無限大の可能性を秘めているところです。アプリケーション等の開発により、いくらでも伸びしろがあるのです。スマホで本を読む機能なんて当初は無かったけれど、Kindleの登場により世界中のどこでも日本の最新書籍が読めるようになりました。スマホを新機種にしたわけではなくても、グーグル先生をはじめとする企業が頑張ってくれるおかげでソフトウェアはどんどん進化しているわけです。
そしてこれが同じように、発展途上国の田舎の町でさえ。
ラップトップ一台で仕事が出来ちゃう時代ですし、田舎でのどかに暮らしながらでも、最新テクノロジーに触れることが出来るのです。都市部に住んでいるからといってウカウカしていられないですね。
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