フィリピン大統領選挙

フィリピンの大統領選挙に行ってきました。

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 もちろん、投票権はありませんが。笑

 

フィリピンでは5月9日、大統領を決めるという一大イベントがありました。ここでは、国民の投票で大統領が決まります。国民の関心度は全体的に、日本と比較しても高いと感じました。特に若者。女性は18歳から、男性は21歳から投票権があります。フィリピンの平均年齢は23歳、有権者の多くは若者であり、若い人たちが中心となって政治に関わることが出来るのは、日本と比較すると非常に良いことだと思います。自分たちが中心だと感じたり、直接の投票で大統領が決定すると、確かに選挙への関心は高くなるでしょう。熱心に政治の議論をするフィリピン人若者も多いです。

そして、フィリピンの選挙がどんなものか気になったので、観光ついでに僕も友達に着いていってきました。

場所はセブシティから1−2時間北上したカルメンという田舎町です。友人はこの町出身で、皆それぞれのホームタウンで投票することになります。なので、バスターミナルは激混みでした。セブの公共交通インフラはやはりどうにかして欲しい問題、、連休のたびにインフラが麻痺してまともに機能しません。

そして、会場はハブリックスクールです。

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ここは小学校。それぞれの地域の小学校or高校が選挙会場です。これは日本と似ていますね。ただ、選挙スタッフは学校の先生で構成されているそうです。パブリックスクールの先生はいわゆる公務員のため、こうしたイベント事でかり出されます。

まずはこんなボードから自分の名前を探します。

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そしたら番号に沿った場所に行って、整理番号を入手。僕の友人は500番・・・。そして今呼ばれているのは200番。。。

ここでもフィリピン恒例で長時間待たされます。もちろんエアコンも無いので、暑い中外でひたすら待つ。約2時間くらい待ちました。

翌日の新聞を読むと、熱中症で亡くなった方もいるそうです。。また僕が行ったところは平和でしたが、場所によっては喧嘩や銃撃などで逮捕者も多いようです。

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そしてなんと、学校の裏がすぐ海!けっこう透き通ってて綺麗な海です。この辺で適当に時間を潰して、やっと僕たちの番がまわってきました。

投票所の中は流石に撮影禁止でした。

投票はマークシート形式で、大統領以外にも市長等も同時に決めます。用紙はかなり大きく、1人5−10分くらいかかっていました。そりゃこんだけ待たされますね。

 

結果は予想通りドゥテルテが当選。

確かに、周りに誰に投票する?と聞いたところ、ほとんどの人がドゥテルテを指示していました。候補者の中では一番の異端児といった印象で、変化を求める貧困層や若者から圧倒的な指示を得たのだと思います。日本だとこのタイプは選ばれにくいでしょう。

とにかく若い人が多いフィリピンでは、選挙の雰囲気が日本のそれとは大きく異なるなと感じました。

 

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