【フィリピン留学】ビザランすると具体的にいくらお得なのか？
フィリピン留学では、ビザの延長費用支払いを逃れるために、一度海外に行ってフィリピンビザをリセットする方法を取る人がいます。それをビザランと呼んでいます。
それにより具体的にいくらお金を節約出来るのか、気になったので計算してみました。
フィリピンでは１ヶ月間、無料で滞在する事ができます。それ以降は毎月決められた金額のビザ延長費用を支払う必要があります。
そこで問題になるのが２ヶ月目の7300ペソ。こちらは仮の住民登録を含むため、１ヶ月目の3130ペソに比べるとかなり割高です。そこで、この支払いを逃れるため、一度海外に出てフィリピンのビザをリセットするという技があります。これをビザランと呼んでいます。
しかし、この２ヶ月目以降は、２ヶ月分をまとめて申請出来たりして値段はどんどん安くなっていくという特典もあります。
ではどちらがどのくらいお得なのでしょうか？
ESLスクールの学生の最大滞在期間は１年です。
そこで一年間、ビザランをまったくしない場合と、ひたすら２ヶ月目の申請を逃げ回る場合を比べてみたいと思います。（なお、しない側は２ヶ月分まとめて申請を想定）
ビザランしない する
１ヶ月目 ３１３０ ３１３０
２ヶ月目 ８６００ ０
３ヶ月目 ０ ３１３０
４ヶ月目 ４１５０ ０
５ヶ月目 ０ ３１３０
６ヶ月目 ５１３０ ０
７ヶ月目 ０ ３１３０
８ヶ月目 ３７３０ ０
９ヶ月目 ０ ３１３０
１０ヶ月目 ３７３０ ０
１１ヶ月目 ０ ３１３０
ECCで５００ペソ
合計 ２８９７０ペソ １８７８０ペソ
約１万ペソ程度の差があります。
しかし、大事なのは、ビザランする側が５回の海外旅行を含む点です。
フィリピンから一番安く行ける海外旅行はおそらく、マレーシアのコタキナバルではないかと思います。エアアジアで往復した場合、（プロモ等抜きで）安くて４０００ペソ。宿泊するならそれに応じた滞在費がさらにかかります。一度の旅行で１万ペソくらいとすると、５回で５万ペソ。
１８７８０＋５００００＝６８７８０ペソ。
これはよく言われていることですが、合計金額で見るなら、ビザランする側の方が圧倒的に高くなります。
ここで考えるのは、ただビザ代でお金を消費するくらいなら旅行に行ったほうがいいということでしょう。
僕個人の意見としては、滞在期間が合計３、４ヶ月の人にはオススメしたいです。海外逃亡が一回で済みますし、１、２ヶ月のためにACRカードを作るのはもったいないと感じます。
ただそれ以上の長期滞在者の方はよく考えた方がいいかと思います。
旅行の回数が増えますし、なんだかんだ毎回同じ場所に行くのも飽きるので、他の国に行ってさらに出費が増します。
あとはフライトや旅行期間の関係により授業を休む必要も出てくるので、勉強に集中しずらくなります。
どちらにしろ、逃げるならとことん、滞在ならとことん、と言った具合にどちらかに徹した方がいいですね。
参考にしてみてください！
↓当ブログを応援してくださる方はクリックをお願いします！
