海が広がる南国 セブ島は水不足が深刻?

 

今日はまたまたマニアックなセブの水事情の話です。

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こんにちは。Martinです。

 

セブ島といえば、写真のような広がる美しい海!というイメージでしょう。

これは全然嘘では無いですし、行くとほんとにこれくらい綺麗なんで最高です。

 

ただ、その一方で現地の人は水不足で困っているという側面もあります。

こんなに綺麗な海、水がそこら中にあるのに何故水不足なんだ?と疑問に思う方も多いでしょう。

しかし、これはセブに限った話ではなく、一般的に海等の理由により「水の都市」と呼ばれている場所は、水不足な場所が多いです。

というのも、海は飲料などの生活用水にはならないからです。塩まじりなので、どんなに綺麗でもシャワーとかには使いづらいです。さらにビーチの近くだと、井戸を掘っても塩水しか出ないのです。

あの有名な水の都市ベネツィアも、昔は生活用水不足が深刻で、大陸の方から水を運んでいたという話を何かの本で読みました。

徳川家康が作った水道も、もとは井戸が掘れないからその代用品なのです。

このように、海の町、水の町と呼ばれている場所は以外にもこうした生活用水不足に悩む人達が多かったりします。

 

 

セブでは、町の方では上水道が整備されており、飲料水としては使えないですが、シャワー等には問題無く使えます。

しかし、山岳地域など上水が通っていない場所はまだ多々あり、タンクなどに雨水を貯めて生活に使っているそうです。しかし問題は乾期です。雨期は大雨がざんざん降るのでそこまで水に苦労しませんが、乾期はほぼ一切降らないので、シャワーを1週間浴びれない、なんて事もあります。

上記写真のイメージのセブからは想像も出来ないような姿です。

 

都市部や観光地で生活しているとこのような問題から目がそれがちですが、同じ島の中でそんな暮らしをしている人達がまだまだいると思うと、解決しなければならない問題だと痛感します。

 

何か、

村にひとつ、雨期の間に雨を大量に貯められる公共施設を作ったり、

現地の人たちの古き良き生活を尊重しながら、解決出来る方法を見つけて、いずれセブの大学の研究室に入ったらこういった活動もしてみたいと思います。

 

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