何故トイレは家から離れた場所にある?
第一回、今日はトイレの話をひらすらします。
こんばんは。
以前学校の先生と話していて、田舎のトイレは何故家から少し離れた場所にあるのか?という話題になりました。
日本ではもうあまり見かけないと思いますが、フィリピンの田舎の方ではまだこういう形式の場所は多いようです。
先生の実家の家はこういう形式だそうで、夜中に行く時は暗いので、非常に不便だそうです。
単純に考えると、近い方が便利でいいじゃん。なんですが、やはりこういった事には必ず理由があるものです。
来週の月曜日に先生にプレゼンする事になっているので、現時点で調べたことをいろいろまとめます。なんかこういう、調べて誰が得するんだみたいなものを調べてしまうのが僕の習性なのです(笑)
まず、ネットで単純に調べて一番に出て来るのは「近くにあると臭いから」。
これはまあ、容易に想像が出来ますね。特に水洗とかではない、いわゆるボットンのトイレはかなり臭うそうです。以下実際に住んでいる人の体験談。
古民家に住むということ トイレの巻 | 田舎暮らし始めました! ~モニモニのブログ~
日本は、タンクにためてバキュームカーが回収しますが、フィリピンにはこういうのは無いそうです。調べたら、別に日本特有なものというわけではなく、世界の色んなとこにあるそうです。
ちなみに姿は違えど、バキュームカーというものは僕の知る限り、江戸時代から存在します。これは大名屋敷のことを調査している時に知りました。同じブツでも、出した人によって買い取り値段が違います。いい物を食べてる武士とかのやつは良い肥料になるので高く売れるのです(笑)以外と面白い歴史です。
まずは、ひとつ臭いと、虫の発生とかそういう事ですね。
それ以上はネットでは見つからなかったので、ここからは写真とかから考えます。
この写真は、僕は2年前くらいに訪れたタイ北部の少数民族の村のトイレです。
確かモン族だったと思います。チェンマイから車で1時間、山をトレッキングして3時間くらいの場所でした。
東南アジアの少数民族村のトイレはどこもこんな感じではないでしょうか?
トイレが無い村とかもありましたけど。笑
確かに夜行く時に、懐中電灯を持って行った記憶があります。
臭いはそんなに気にならなかったですね。おそらくこの村の場合は、各家にトイレがありません。なのでこれは公衆トイレということになります。それなら、家から離れた場所に、村共用という形で建っているのは理にかなっているかと思います。これも家から離れた場所にある理由のひとつですね。
江戸時代の長屋とかも似たような例かと思われます。
ネットで調べていると、東南アジア圏でのトイレ作りボランティアなどそういう活動がよく目に付きます。やはり、それ程衛生環境が良くないという事なのでしょう。
次、画像は無いですが、世界には海の上に柱を立てて、家を建てて暮らしている、漁師系の少数民族もいます。
彼らのトイレは家の真横に設置されていて、そのまま海におちて魚の肥料になるといった具合です。ここが隣に設置されていることは、①臭いの心配がない②土地が無い の2つでしょう。
アジアを中心にして調べている現地点では、やはり臭いが全てなのではという結論です。隣にあったら一日中臭いし、それなら少し離れたところに多少面倒でもあった方が良いような気がします。
まあでも他の地域も見たらまた変わるかもしれないので、あくまで第一回での結論ということで・・・。
下記は見つけた面白い記事。
これは面白い。豚さんが全部食べてくれるそうです。究極のエコですね。
アリが「公衆トイレ」を持つと判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
これはアリが公衆トイレを持っているという記事。
組織的な動物の生態は面白いですね。
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