セブの騒音は野外より室内が問題?

セブは外でクラクションやら大音量音楽でやたらうるさいですが、建築的な視点で見ると室内の方が問題有りなのではと思います。

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セブで外を歩いていると、とにかく騒がしいです。車の容赦ないクラクションや、大音量で流す音楽、人のガヤガヤ、大声で歌っている人などなど。まあこれがアジアって感じで僕は好きなんですが・・・

しかし僕の場合は野外よりも室内の騒音が気になってしまいます。カフェやレストランとかで周りがうるさくて話しづらいと感じたことはありませんか?もちろん大音量でミュージックが流れている場合もありますが、そうでない時も感じます。

これは圧倒的に吸音材が少ないことが原因であると考えました。日本の場合だと、吸音に対する意識はかなり高いです。マンション等に住んでいるとちょっとした音で苦情が来たりと、日本人は音に関してはかなりセンシティブです。そのため、家を建てる側もこの辺についてはかなり気を使うのです。現に、家・吸音材と調べると専門的な業者がかなりあることがわかりますし、マンション等の現在の住まいではこれらの素材が使われているはずです。

セブではこれらの意識はかなり低く、建物内部を見ると吸音出来るような素材がほとんど見当たりません。そのため、同じ大きさの声で話していても音が吸収されず反射してかなりうるさく聞こえてしまいます。話すことの多い語学学校の教室や設備作りなどには、もっと吸音材を入れたほうがいいといつも思っています。

またこれには気候も関係していると考えられます。服をはじめとする布も、音を吸収するからです。実際、音楽シーンでは冬場は、コート等の厚着で見に来る人が多いため、特にベース音が吸収されやすく、ボリュームの調整を夏場とはかなり変えているはずです。 カーテンも寒い地域に比べて、無いor薄いため、温暖な気候も騒音の問題に関係しているでしょう。

 

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あとはフィリピン人自体も、これらの音に対して敏感ではありません。以前書いた記事マラパスクア島の文化で紹介した自宅カラオケ。あれは村全体に響いていましたが、誰も文句を言う人なんていません。

やかましいのはフィリピンの文化なのです。笑

しかし、こちらでカフェを経営するような人には考慮してもらいたい問題のひとつですね。

 

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